私はモントレー国際大学院(Middlebury Institute of International Studies at Monterey)の会議通訳修士号を持ち、通訳・翻訳を職業としています。また米国翻訳者協会(American Translators Association)の一員でもあります。
日本で生まれ育ち、同志社大学を卒業後、イギリスに拠点をおく船舶会社のアメリカ製の事務機器を販売している部署で数年働きました。その間、サイマルアカデミーやインタースクールで英語、通訳の勉強をしましたが、やはり英語が常時話されているところへ身をおきたいとアメリカ、カリフォルニア州のモントレーにあります先述の大学院への留学を決意しました。
MIISを卒業後は派遣会社に採用され大手日系自動車会社へ社内通訳・翻訳者として派遣されました。数年、社内通訳・翻訳者としての経験を積む中、アメリカでの結婚もあり、2002年にフリーランスとして通訳・翻訳を始めるようになりました。
専門分野は、自動車企業での経験や中西部という立地が大きく影響し、自動車、製造ですが、契約書などの法律文書の翻訳や法廷通訳、情報産業関係の会議などの経験も多少あり、もちろん一般ビジネス文書、カタログ、雑誌記事などの翻訳もいたします。
米国における日経会社の社内通訳の経験5年を含め20年以上にわたる通訳・翻訳の経験、更に日本における5年の経験を元に、日米文化の違い、殊にビジネスの世界における日本人・米国人の慣習の違いをよく理解しているため、文化の違いによる誤解が発生しないよう、コミュニケーションが円滑に進むことを最優先に考えた通訳・翻訳サービスを提供することが可能です。
お互いの言葉を理解できない人たちの間に入ってコミュニケーションのお手伝いができるこの仕事はとてもやり甲斐のあるものだと思っています。私がいなければお互いに話をすることができなかった人たちが私がいるためにお互いを理解することができた時、達成感を感じます。毎回お仕事をもらう度に何か学ぶことができるというのもこの仕事の楽しいところです。どんな仕事でもまったく同じということはあり得ません。内容も担当の方も違います。常に新しい情報に触れ、それを勉強して学んでいけるというのは私がそもそも通訳になりたいと思ったきっかけの一つで、通訳に実際になってみるとそれを実感することができ、自分の選択は間違っていなかったと確信することができます。皆様のお手伝いができるのを楽しみにしています。